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ドライアイス部門


ドライアイスの性質


  • ドライアイスは二酸化炭素(炭酸ガス)を固体にしたもので、-78.9℃のきわめて低温のものです。
  • ドライアイスは融けても液体とならず、直接気体の炭酸ガスに戻ります。この現象を昇華と言います。
  • ドライアイスは昇華して気体となると容積が約750倍に膨らみます。
  • ドライアイスは1kgで約630kJ(150kcal)の冷却力を持っています。
  • ドライアイスは乳白色で無臭のものです。昇華して出る炭酸ガスは、無色、無臭で、ビールや炭酸飲料の泡と同じものです。
  • ドライアイスを湯(水)に入れると白煙が発生します。これは昇華した炭酸ガスの色ではなく、湯(水)が霧状になったものです。
  • 炭酸ガスは水に溶けると弱い酸味や弱い刺激性の臭気を感じることがあります。
  • 炭酸ガスは、空気の約1.5倍の重さがあるので低い場所に滞留します。
ドライアイスは固体二酸化炭素の商品名です。
ドライアイスは、炭酸ガスを固体にしたものです。

ドライアイスは冷却材としてだけではなく、さまざまな分野で利用されています。
ドライアイスの物性
ドライアイスの物性  ドライアイスは、炭酸ガスを固体にしたものです。

ドライアイスは、-78.5℃で固体から直接気体に変化します。(昇華)

A点:臨界点
P=75.28kg/cm2abs
T=31.1℃

B点:三重点
P=5.28kg/cm2abs
T=-56.6℃

C点:定温・定圧下
P=1.0kg/cm2abs
T=-78.5℃

固体
気固混合
液体
気体
気液混合
固液混合

ドライアイス物性グラフ



ドライアイスは、物を冷やすもの=冷却材として使用されます。

また、昇華して直接気体(炭酸ガス)となる性質を利用して、食品の酸化防止材やバクテリア繁殖防止材としても使用されます。

ドライアイスは、ブロック状/スティック状/雪状のものがあり、用途によって使い分けられれます。





 ドライアイスには様々な用途があります

レジャー


・行楽の食料品の保存に
・花見などで飲み物を早く冷やしたい時に
・釣りの獲物や氷の保存に
・停電や故障で冷蔵庫が作動しない時に

食品

・アイスクリーム、食肉、冷凍食品などの輸送に
・ミキシングによる摩擦熱から守る品質管理に

演出

・結婚式、文化祭、お誕生日会、写真撮影などの演出に

葬儀

・人やペットの遺体保存に

医薬品

・ワクチン、血清、検体などの輸送や保存に

工業

・各種機器の低温実験に
・金属の低温処理に
・製品のバリ取りに
・水道や治水の工事などに

ドライアイスをどれだけ必要かわからないお客様へ・・・

このページでは、皆様に安心して ドライアイスを購入していただけるようご案内いたします。

※ドライアイスの性質上、時間が経過するとどうしても溶けてしまいます。
お荷物が到着してからドライアイスを使用するまでにお時間を要するお客様は、
こちらで推奨する数量より少し多めにご注文ください。

用途 保冷時間 ボックスの大きさ 必要数量
キャンプや釣りなどに遊びに行きます。目的地まで食品や飲み物を冷たく保存したい! 2〜3時間 小さいクーラーボックス1台分 2kg
大きいクーラーボックス1台分 4kg
特大のクーラーボックス1台分 6kg
6〜8時間 小さいクーラーボックス1台分 4kg
大きいクーラーボックス1台分 6kg
特大のクーラーボックス1台分 8kg
15〜24時間 小さいクーラーボックス1台分 6kg
大きいクーラーボックス1台分 8kg
特大のクーラーボックス1台分 10kg
用途 保冷時間 冷蔵庫の大きさ 必要数量
冷蔵庫が故障しました、もしくは停電などでしばらくの冷蔵庫内を冷やしたい! 2〜3時間 20リットル 2kg
40リットル 4kg
80リットル 6kg
6〜8時間 20リットル 8kg
40リットル 10kg
80リットル 12kg
20〜24時間 20リットル 10kg
40リットル 16kg
80リットル 24kg
用途 白煙の形 白煙を広げたい範囲 必要数量
学園祭などで白煙を使った演出がしたい! 霧のように出したいな。 8畳くらい 6kg
40人の教室くらい 10kg
体育館の舞台くらい 14kg
低くステージ全体出したいな。 8畳くらい 12kg
40人の教室くらい 20kg
体育館の舞台くらい 22kg
もくもく噴きあがるように出したいよ。 8畳くらい 16kg
40人の教室くらい 60kg
体育館の舞台くらい 80kg
用途 保冷時間 ペットの大きさ 必要数量
可愛がっていたペットが亡くなってしまって、少しの間遺体保存がしたい。 2〜3時間 小型 2kg
中型 4kg
大型 6kg
6〜8時間 小型 4kg
中型 6kg
大型 12kg
20〜24時間 小型 6kg
中型 12kg
大型 18kg

 
低温で取り扱いが容易なドライアイス。

取り扱いを誤れば大きな事故につながります。

取り扱い注意をよく読み正しく使いましょう。

取り扱いワンポイントアドバイスはこちら

ドライアイスの取り扱い注意!

その1 凍傷にご注意ください!

凍傷を起こしますので、素手や濡れた軍手などで触らないでください。
乾いた軍手などで、手を保護してお使い下さい。

その2 使用する時は充分に換気してください!

自動車に持ち込む場合、運転手や搭乗者がいる場所に置かないで下さい。
酸欠を避けるために、窓を開けて、十分に換気して下さい。
地下室や換気扇のない部屋で使用しないでください。酸欠になります。
十分な換気が出来る所でご使用ください。

その3 保管する時は厳重に注意し、保管して下さい!

ビンやペットボトルなどの密閉容器に入れないでください。容器が破損します。
貯蔵する場合は専用の保冷容器をご使用ください。
ドライアイスで遊んだり口に入れたりしないでください。足に落とせば骨折する恐れがあります。
お子様の手の届かない所に保管して下さい。

その4 食品ではありません!

食品に直接当てずに、新聞紙等で包装して、間接的に冷却してください。
ソーダ水等の炭酸飲料には出来ません。

   
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